Anton Sculean
Anton Sculean, DMD, Dr. med. dent., MS, PhD, Dr. h.c. mult. は、スイスのベルン大学歯学部歯周病科の教授兼学科長で、現在は歯学部歯科研究センター(DRC)の主任を務めている。Sculean教授は、査読付き雑誌に480以上の記事を執筆し、歯周病の教科書に30章を執筆し、国内および国際会議で600以上の講義を行っている。また、歯学分野のトップ2誌の1つであるPeriodontology 2000の編集長を務めている。Sculean教授は、国際歯科研究協会(IADR)の特別科学者賞、IADRの歯周研究グループ(PRG)のアンソニー・リゾ若手研究者賞、再生歯周医療におけるIADR/PRG賞、ヨーロッパ矯正歯科協会の特別講師賞など、多くの研究賞を受賞している。現在、世界の歯周病学でトップクラスの専門家として挙げられている(https://www.expertscape.com/ex/periodontics)。
Sculean教授は、IADRの歯周病研究グループ、スイス歯周病学会、ヨーロッパ歯周病学連盟(EFP)、国際歯周病学会(IAP)の元会長であり、また、Osteology Foundation、Oral Reconstruction Foundation、IADR Continental European Division (CED)のボードメンバーでもある。
研究テーマは、歯周創傷治癒と再生、再生・美容形成歯周外科、歯周・インプラント周囲感染症の治療における抗生物質、抗菌剤、レーザーや光線力学療法などの新しいアプローチの使用である。
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審美領域におけるインプラント修復は、歯科医療においてもっとも困難な修復処置の1つであることに変わりはない。臨床家の審美的評価のために、客観的なパラメータが提案されている。本論文では、歯科インプラント修復物の審美的結果の評価の現状を反映した一般的な概要と使用上の推奨事項を提供するレビューを紹介する。