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Andrea Roccuzzo
Prof. Dr. med. dent. Giovanni E. Salvi はベルン大学を卒業後、ベルン大学歯周病学科准教授、副学長、卒後プログラムディレクターを務める。1994~1997年まで、米国ノースカロライナ大学チャペルヒル校にて博士研究員として勤務。International Team of Implantologyのフェローである。2003年よりJournal of Clinical Periodontology誌の編集委員を務め、2006年にはClinical Oral Implants Research誌の副編集長に任命された。
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 インプラント治療は、予知性が高く、高い残存率と成功率をもたらす治療法であることが広く証明されている。歯周炎の既往歴のある患者は、インプラント周囲疾患を発症するリスクが3.3倍高い。歯周炎と同様に、宿主の免疫反応の感受性により、インプラント周囲組織はプラークに関連した炎症を起こしやすく、最終的には組織が破壊されやすい。さらに、両疾患は同じリスクファクターを共有している。しかし、歯周病に罹患した患者がオーダーメイドのメインテナンス・プログラムを遵守した場合、20年以上にわたって同様の残存率が得られた。本レビューでは、歯周病歴のある患者におけるインプラント周囲疾患とインプラント喪失のエビデンス、および歯周・インプラント周囲メインテナンス治療の重要性についてまとめる。