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Martin Schimmel
Martin Schimmel 教授は、スイスのベルン大学歯学部(zmk bern)再建歯科学・老年歯科学講座のチェアマンである。いくつかの学術賞を受賞しており、その中には2022年IADR Distinguished Scientist Award in Geriatric Oral Researchも含まれている。さまざまな科学雑誌の編集委員を務めるほか、ECG、GA、SSGSの評議員としても活躍している。高齢者歯科学、口腔機能低下症、補綴学におけるCAD/CAM、患者の視点、無歯顎患者のインプラント学などに関心を持つ。2013年よりITIフェローとなり、現在はITIリサーチコミッティーメンバー、ITIスタディクラブ・ディレクター(Brunmatt II、ベルン)、ITIスカラーシップ・センターのチェアー(zmk bern)を務める。
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第7回ITIコンセンサス会議が、2023年5月にリスボンで開催された。インプラント歯学分野における合計5つの分野が取り上げられ、それぞれ特定のワーキンググループに割り当てられた。グループ4に割り当てられたトピックは「患者の利益」であった。同グループは、1)「患者報告アウトカムに対するインプラント支持固定式総義歯およびインプラントオーバーデンチャーの治療効果:システマティックレビューとメタ分析」;2)「インプラント支持補綴装置で再建した完全無歯顎患者の口腔機能:システマティックレビューとメタ分析」;3)「歯科インプラント治療の口腔顔面組織の保存に対する影響:システマティックレビューとメタ分析」と題する3つのシステマティックレビューを作成した。