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Lucrezia Paternò Holtzman
Lucrezia Paternò Holtzman先生はイタリアのローマにある Catholic University of the Sacred Heartを卒業し、DDSの学位を取得した。2016年、米国・ボストンのタフツ大学で歯周病学とインプラント歯科の3年間のフルタイム専門プログラムに参加。2016年、同大学にて口腔生物学修士号を取得。その後、2016~2017年にかけて、ボルチモアのメリーランド大学(米国)にて、インプラント・歯周・補綴(IPP)のフルタイムのフェローシップに参加した。翌年、G.イーストマン歯科病院のITIスカラーとしてイタリアに戻る。現在、イタリア・ローマで開業する傍ら、G.イーストマン歯科病院歯周病・補綴科でCordaro先生の指導の下、リサーチアシスタントとして勤務している。現在、European Academy of Osseointegration (EAO)ジュニア委員会委員長、Young ITI Globalグループメンバー、イタリア歯周病学会(SIdP)認定会員である。
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第7回ITIコンセンサス会議が、2023年5月にリスボンで開催された。インプラント歯学分野における合計5つの分野が取り上げられ、それぞれ特定のワーキンググループに割り当てられた。グループ4に割り当てられたトピックは「患者の利益」であった。同グループは、1)「患者報告アウトカムに対するインプラント支持固定式総義歯およびインプラントオーバーデンチャーの治療効果:システマティックレビューとメタ分析」;2)「インプラント支持補綴装置で再建した完全無歯顎患者の口腔機能:システマティックレビューとメタ分析」;3)「歯科インプラント治療の口腔顔面組織の保存に対する影響:システマティックレビューとメタ分析」と題する3つのシステマティックレビューを作成した。